❝テロワール ガスコン❞ 蒸留酒アルマニャック産地で作られる赤ワイン
❝テロワール ガスコン❞ という名の赤ワイン。
フランス南西部に位置する歴史的なガスコーニュ地区。 Gascogne。
現在の行政区画ではその名はありませんが、今もガスコーニュの歴史や文化は深く根付いています。
ピレネー山脈の北側でアドウール川とガロンヌ川との間に広がる地域、現在の行政区画ではヌーヴェル=アキテーヌ地域圏とオクシタニー地域圏にまたがった場所に位置しています。
古代ローマ時代にはバスク語を話すこの集落をローマ軍が征服しアクイタニアの一部でした。
中世にはガスコーニュは独立国家となりましたが、百年戦争でイングランドとフランスの間で争奪の対象となり、結果フランスの一部となりました。 また多くの宗教戦争もあったようです。
ローマ人がブドウの木を...
アラブ人が蒸留技術... を伝えたとされています。
蒸留酒アルマニャックの産地としても有名であります。
このガスコーニュ地区の標高180mの丘の最も高い場所にある❝ドメーヌ シルレ❞
高地で豊富な日照量のためブドウが完熟しやすい環境です。
ドメーヌ名の ❝シルレ❞ は、ガスコーニュ地方の方言でピレネー山脈から吹き降ろす風とか口笛を意味するようです。 行ったことない土地にオモイを馳せながらワインを飲むのは非常に幸せなことであります!
ブドウ品種は、メルロ50%.カベルネ・フラン30%.タナ20%
アルコール度数 12.5%
味わいは、ラズベリーのようなチャーミングな香り。 タバコやナッツ類の香りも少々。
しなやかなタンニン。
想像より優しい味。 飲んだ後には舌にタンニンの余韻。
タナというブドウ品種には強烈なタンニンのイメージを持っていましたが、(タンニンの語源となったぐらいだから)
タナは20%程度のブレンドだからか?
メルロとカベルネ・フランとのブレンドだからか?
優しめ。
アルコール度数12.5%
とても食事に合わせやすく、日常の食卓に相応しいワイン。
今夜は、ドライフルーツとナッツ、鮪の赤身中心のお寿司。 一緒にいただいても美味しい晩ご飯でした。
お寿司はお塩でなくお醬油につけて食べたから、よりよかったのやも。
晩酌の赤ワインとして、リピートするであろうワインでした。
そして、益々この地方の歴史についても知りたくなってきています!
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